副業についてお話しします。日経新聞で大手(非上場)の約5割が副業を認めるという。個々のスキルアップや、
社外からの情報をもとに自社にも活かすという。先日、トヨタも終身雇用の終焉を宣言したばかりです。
当社なんかは、時すでに「社員」は不在(※現場社員はいます。事務パートはいます)状態で、各部署を外注しています。
例えば、総務、営業、事務管理、財務、WEB、(※細かい事務作業も外注、電話転送など)すべて外注で、
その外注先の半分は個人事業主なのです。そう、個人事業主さんは本業もありつつ、当社の仕事を手伝ってもらってます。
全体会議は無し、私が事務所に行くのは週2日、私はオペレーションの仕事をしているのみです。最初、
この体制を決断するのは本当に怖かったです。なにせ誰もしたことないことをやろうとしたのですから。
おかげさんで私の時給(生産性)は恐らく凄いことになってます。そしてこのやり方に感銘を受けた同業社の幹部の方が、
それを各部署でやろうとしているのです。
皆さんわかりますか?企業もひょっとして各部署の仕事を外注する考えを持つと思いますよ。すなわち、効率的に効果的に、
生産性を上げようとして、社員採用をしない時代が来るかもということです。ITや機械化で生産性に拍車がかかりますし、
全てが自動化になるとは言いませんが、「正社員」という概念がなくなるかもしれないのです。なので、人は、自分の
特性を知り(自己理解)、何が楽しくて仕事出来るのかということを本気で考えないと、取り残されるかもしれません。
副業は、自由に稼ぐという面はありますが、労働時間が多くなるかもしれないし、個人事業としてやれば、自己責任において
勝負しないといけません。そんなに甘いものでもないのです。今やれることは、「自己投資」して自分を見つめ、
自分の価値を高めることこそ、近道な気がします。それが敷いては、企業に雇用され得るスキルともなるのです。