話しを聞いてあげることの効果は凄いです。ここ数年、キャリアコンサルティングに関する勉強をしているのですが、
勉強してからというもの、私自身の面接内容がゴロっと変わったことを実感しています。
数十年前までの面接は、いわゆる「諸条件のマッチング」あるいは、言葉が悪いのですが「強制的なマッチング」と思える
ほど、応募者の気持ちなど考えずに一方的な面接を押しススメていたなと感じるくらい、間違いを犯していたと感じています。
当時は恐らく、ノルマや会社の業績がまず頭にあるので、いかに数字を伸ばすかといったことに捉われ過ぎていたのだと
思うのです。まだまだ若さもあるが故、今となっては時代的にも仕方がなかったのかなとも感じていますが・・・。
もちろん、会社を維持していくには数字を意識することは当然のことです。しかし、それを一番に推し進めるのではなく、
ちょっと横に置いて、応募者の方の「話しを聞いて共感する」ということが、後々、数字にも結び付くものだと実感できて
きたのです。非常に心のバランスが難しいのですが、コツとしては、慌てず、ゆっくり、まず話しや気持ちを聞くところ
から始めるのが良いですね。そして、最後に「一度ご検討ください」といった、意思決定を相手に委ねる面接をすることです。
そうすることで、採用率、定着率、など追々、格段に上がることに繋がります。一度、試してください。