本日は大阪の企業へご訪問させて頂きました。
思った以上に、企業の「生産性向上」に関する意識(推進)が遅れているという。
ある地域では、オーナーが高齢化(どこの地域もそうだが)し、昔ながらのやり方から
脱却できないらしい。例えば、求人募集にしても、時給1000円で近所の方を募集するという。
さて、集まるのだろうか?(まあ厳しいだろう)
そして20年前の単価のまま受注し続けているという。(利益は上がらず、採用もできない)
時代が変わったというのに、なかなか意識が変わらない・・・。本当に悲劇ですね。
もう一つの例は、オーナーの意識は変わっているのに、社員(幹部)が変われないことだ。
新しい方法を避けるという。(そんな前例はない。今までのやり方がある等)
保守的な社員は非常に厄介だ。「面倒だ」「失敗責任はとれない」「これまで通りが無難だ」等。
社員は自分のサイフが痛まないから、会社のサイフは他人事のように見えたりもする。
(全ての社員とは言わないが)例えば、ムリ・ムラ・ムダを放置する、在庫が溜まっているのに
解決努力を怠る、情報を遮る(隠す)、大幅な値引き、勉強を怠る等・・・。
今は自分のサイフは痛まないけど、じわりじわりと自分のサイフが痛むことになるのにね。