今現在社会において、色んな労働に関する言語が生まれました。
例えば「パワハラ」「セクハラ」「モラハラ」が代表格ですよね。
私も数年前にこういった言語が世に飛び出してきたとき、
「あの時、部下に叱ってたな。今ならパワハラにされちゃうな」と猛省するとともに、
「何か言いにくい時代になった、ズバリ言えないのか」と嘆いたこともありました。
女性スタッフに関しては、「褒める」ということにも気を使いますね。
仕事を褒めるのは良いが、例えば、髪型を変えておしゃれしたなと思っても、
スッキリしたね!とは言えないし、かわいくなったね!とも言えなくなりましたね。
かわいい髪型やね!は変に取られるかもしれなし、かと言って、無視するのもどうかと。
それで結局、私の選択は「無視する」でした。苦笑。
これだけで余計な思考を使い果たすのは
もうしんどいなと思ったのです。無視する・・・無難ですね。
要するに、男女分け隔てなく、「仕事上の話ししかできない」中で、
上手く組織をコントロールしないといけない時代になった。
逆に言えば、人的管理はやりやすくなったとも言えます。
これは社員同士にも言えることで、
数年前には、女性スタッフから「相談があります」と。「上司○○からこんな写メが来て、
気持ち悪いです。何とかしてください。」と。
この時は、その上司に話したのも無茶苦茶ことばを選んで話しましたよ。
これも気を使ったな・・・苦笑
なぜなら私がパワハラと思われないように話ししないといけないからです。
その上司にセクハラの認識がないのだからね。困ったものです。苦笑
その日はヘトヘトに疲れて、昼過ぎには帰りました。生産性ある仕事は一切できなかった。
人ってのは、時には面倒くさいことになるなと、学んだ日でしたね。