中央最低賃金審議会が、リーマン以来の現行水準を維持ということで、
今年度の最賃引き上げは見送られたようだ。
賃金アップというより「雇用維持」を優先した。
まあ、当然といえば当然の結果だろう。
知っている方もいるでしょうが、毎年最賃は引き上げられているのですが、
東京、神奈川はすでに1000円以上になってますし、
大阪ももう少しで1000円に迫る勢いです。
ここからは個人的な意見ですけど、
中小零細は雇用に消極的になるのではないかなと。
最賃が950円~1000円になると
労務費(社会保険料等)の上昇するシステムになので、
これ以上負担するのは大変なんです。
会社の生産性を上げないとやっていけないですね。
当社も大阪の取引先となると値上しないと無理ですからね。
大都市で会社を経営する側からすると、
都心でやる意味がもうなくなってくる気がしますね。
固定費コストが高くなるので大変です。
ましてや儲けれる時代でもないからね。