雇用と外注の違いについて話したいと思います。
企業の経営者の方は頭の中をリセットしてください。
雇用すると様々なコストがかかってきます。社会保険は企業と労働者の折半で支払いますね。
採用費用、賞与、検診、退職金(中小企業では余りないかな)など、金銭的コストがかかります。
ホント一人雇うのに、膨大なお金がかかるのですね。
あと重大なのは、「見えないコスト」です。これは何かと言うと、
勉強熱心であるか、受け身でなく主体性があるか、
売上を作れるのか、顧客との接点(転写)ができているか、
ITリテラシーがあるか、コミュニケーションスキルがあるか、など、
その人自身のスキルですね。
業務を指示され、遂行するのは、単なる「業務」ですが、そうではなく、
仕事を創る、戦略を練る、システムを創る、ITリテラシーがある等、
こういう経営視点で仕事ができる人なら、「コストに見合う」
ということになります。さて、雇用した中で、どれだけの人がこれに当てはまるのか?
恐らく、100人中1人いるかどうかという感じではないでしょうか。
そこで、検討して頂きたいのが、「業務」は、外注化できるということです。
例えば、当社では、給与計算、請求計算、労務関連の業務などは全て外注です。
なので「総務部」はありません。
外注することで、消費税支払いもかなり軽減されてますし、外注先は絶対ミスなく業務をこなします。
安くて業務を完ぺきにこなし、税金も減るという3重のメリットを享受できます。
営業も外注ですね。メルマガ、SNS、DM、動画、HPなどインバウンド、アウトバウンドをクロスさせながら
実施します。営業戦略のついてはマーケティングのスキルが必須になります。
外注先は仕事を失うわけにはいかないので、パフォーマンスは上がります。
そうは言っても、上記の外注さんを取り仕切る「オペレーター」は必要なので、当社では
オペレーターの女性スタッフがいます。採用基準としては、「PCができる」「コミュニケーションスキルがある」
この2点です。そして「代表の補佐業務」というところです。
コアなところはコア社員に任せ、
その他業務は外注というプロジェクト型の組織に変貌することこそが、
これからの時代に生き残る企業像と感じています。
これぞ「同一労働同一賃金」にもハマるというものです。
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