久し振りにスポーツ(プロ野球)について書こうと思います。ビジネス的な視点で書きますので
興味ある方は最後までお読み下さい。
巨人が断トツで首位独走ですね。原ジャイアンツの戦いぶりを見ていると、昔と全く変わったなーと
感じます。昔は固定のメンバーで先発完投が重視されてましたが、今は固定のメンバーが3人位で、
あとは日替わりにメンバーが変わります。これはデータ重視と得手不得手を数字で判断したり、
選手の特性を活かして起用し、統合的に勝ちに行くという(勝率を上げる)施策に変わったんだね。
私が感じるのは、プロ野球の中でも「同一労働同一賃金」が始まっているなと。(笑)
ホームラン、打率残せる選手は大型契約となり、守備、走塁は小型契約、先発完投、抑えは大型契約、
中継ぎは中型契約、です。
求められる仕事も完全に明確化していて、
あなたには盗塁を期待している、
あなたにはどこでも守る守備を期待している、
みたいに、やるべき仕事が提示(指示)され、
その結果を見て、次年度の契約が決まると。
なので、チーム自体がほぼ役割分担になっているが、
注目すべきは、選手たちが経営目線(大局的思考)
なっているところが強さの秘訣かなと感じるのです。
それを監督(社長)が選手を上手く活用して勝利している。
会社で言えば、経営者目線で結果を出せる人材が大型契約、
業務(指示されて)をこなす人材は中・小型契約ですね。
その中でも、主体性を持って取組める人が中・大型契約候補になれる人かなと。
主体性を持ってというのは、プロ野球で言えば、「来期もホームラン30本打ってね」
ビジネスで言えば、来期は「売上○○○○ 作ってね」です。それを達成する方法は
あなた(主体性を持って)にお任せです。という契約です。
ちなみに増田選手は野手でどこでも守り、盗塁も2位ですし、
敗戦処理投手までやってのけます。個人的にこういう選手が「天才」ですね。会社にも欲しい人材です。
まず、雇用される人は、自分が何が得意で何が不得手か、面接時に自分のスキルをどう伝えるか、が
重要です。例えば、問題解決能力がある人なら、それはコミュニケーションスキルがあるといえますね。
なおかつ御社で働けるなら○○の分野で○○という成果を出すことができる、と言えたら最高です。
勘違いしてる人もいるかもしれないですが、
「成長したい」って人は、育成契約になりますよ。
ビジネスで成長したいって人を雇う余裕はないからね。
「人柄が明るい」「PCは得意」という人を見込んで、
育成契約(契約社員)するのです。
そして1年後の結果を見て、更新するかを決めるというものです。なので、
育成契約の選手(社員)はひたすらトレーニング(勉強して)
1軍(ビジネス)で通用する選手にならないとダメなんです。
それが雇用され得るスキルを磨くということです。(エンプロイアビリティ)
企業は結果を重視しますからね。それはプロ野球も同じですね。
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